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決算速報:Twitter(TWTR)

 Twitter Inc(ティッカーシンボル:TWTR)が16年度決算発表を行いました。

 

売上はYoYで13%増。4QのQoQではわずか1%増で、データ販売のライセンス契約による収入が増えているかわりに広告収入は横ばいで、厳しい状況です。月間アクティブユーザはYoYで+4%と停滞期に入っています。

4Qで1億ドルのリストラクチャリング・コストを計上しています。

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GAAP純利益は4.5億ドルの赤字で、Non-GAAP純利益は4.0億ドルの黒字です。

 

このGAAPとNon-GAAPの差は主にストックオプション費用です。

米国会計基準ではASC718にて付与日時点の公正価値でストックオプションを費用化するという決まりがあります。

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フリーキャッシュフローは16年度に4億ドル創出しましたが、ストックオプションを乱発しているせいで潜在株式が増加しており、将来の株主還元は期待できません。成長も停滞しておりかなり厳しいです。

 

普段Twitterを利用していますが、広告主から出される広告の質が低く、ターゲッティングの精度も GoogleFacebookと比較して圧倒的に悪いです。

GoogleFacebookは自社サイトにおいて最適化した動画広告を表示することでARPUを大幅に伸ばしていますが、Twitterにそのような改善を期待するのは間違っています。

 

17年度ガイダンスは、16年度と同じくストックオプション費用を除いた調整後営業利益では黒字ですが、純利益は赤字予想です。

 

株価は酷い決算により寄り付きから約4%下げています。

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