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Market Insights

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決算概観:JT、BP

米国株 国内株 決算発表

12月四半期決算発表がピークですね。

保有株を簡潔に見て行きましょう。

 

JT日本たばこ産業):あまり良くない決算。16年度12月期累計は前年度比で減収減益。

為替一定ベース、のれん償却なしの調整後営業利益だと単価値上げのため二桁増益であることを強調しているが、あまり意味がない数字だと思います。

JTはロシアやイギリス、イタリアでシェアが高く、ルーブルやポンド、ユーロに対して円高に推移していることが当期減益の理由だと説明しています。

ルーブル金利がかなり高くインフレが進行しているので、単価値上げには通貨安の影響が相当程度含まれているはず。為替だけ一定と置くことに意味があるのかどうか。

のれん償却なしも、ナチュラルアメリカンスピリットの理解不能な買収がほとんど結果を出していない状況では、調整後の数字が実態を反映しているかどうか疑問です。

短信に出てくる「為替一定ベースの調整後営業利益の成長率における、中 長期に亘る年平均 mid to high single digit 成長」という、経済産業省筆頭株主JTのお役所的な奇妙な文章と、業績が結びついてきません。来期のガイダンスも減収減益。

今日の株価は1.6%下げ年初来安値更新。

 

BP(ティッカーシンボル:BP)

悪い決算。4Qの当期利益は4.9億ドルの黒字だが、市場コンセンサスを下回りました。

16年度通期のEPSは0.13ドル。前期配当の2.4ドルを遥かに下回り、BSは引き続き強固だが現在の配当利回り6.6%から減配やむなしか。

昨年の原油価格平均はバレルあたり44ドル。足元の価格は55ドル。

少し株価が原油価格の上昇に先行して上がりすぎた印象を受けます。BPは確認埋蔵量は多いのですが技術的に難しい深海の権益を持っており、他の石油メジャーよりも原油価格に対するボラティリティが大きいかもしれません。

ADRはPre-marketで3.1%下げ年初来安値を更新しています。