Market Insights

長期投資を考えるブログ

18年3月末のポートフォリオ

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一ヶ月ぶりの更新です。旅行に行ったり引越しをしたりで出費が多く、投資に回すお金を確保するのが大変な状況です。今が一番貯金をできる時期で、今貯めないと一生貯まらないと言うのはわかっているのですが・・・

3月末の保有株の時価は1171万円(前月比+30万円)でした。

購入:JT、アルファベット、投資信託3種

売却:なし

年初来の運用成績はマイナス4.3%で、ベンチマークとしているS&P500(円建て)はマイナス7.3%なのでベンチマークよりは上回っていますが、GEやソフトバンク、アルファベットの低調なパフォーマンスによりパッとしませんね。

JTは来期配当利回りが5%になった3000円のタイミングで流石に割安と判断し買い増しました。アルファベットも自動運転に対する風当たりやオラクルとの訴訟があるとはいえ、Amazonマイクロソフトと比較すると相対的な値ごろ感が高いという印象です。

 

 

18年2月末のポートフォリオ

自分の拙いWordpressスキルと更新意欲では、

はてなブログのほうが楽だったので、独自ドメインを捨てて戻ってきました。

今後ともぼちぼちやります。

 

2月末のポートフォリオです。ずいぶん縦に長くなりましたね。

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購入:BLK(ブラックロック)、NTES(ネットイーズ)、投資信託3種

売却:なし

 

2月の米国株暴落の際に慌てて投げ売りすることはなかったものの、キャッシュ余力がなくほとんど買えずじまい。

GEやJTが惨めな決算発表で値を下げる一方で、アマゾンが暴騰したのでポートフォリオ全体では平均的でしょうか。

 

S&P500の年初来上昇率(円換算):△1.5%

yudetファンドの年初来増加率(源泉税控除後):+3.8% 

18年1月末のポートフォリオ

1月末の保有株の時価は1135万円で、前月比マイナス7万円となりました。

購入:GE、インテル投資信託3種

売却:三菱マテリアル、アルヒ、アマゾン

時価が下がっているのは株の購入よりも売却の方が多かったからです。現預金を含めた総額だと米国株の好調に乗って増加しています。

年初からの株相場の異常な高騰と、為替の円高進行や金融当局の動きに不穏なものを感じ、ポジションを一部解消してキャッシュ比率を高めています。また、レバレッジを掛けて投資していた任天堂株も一旦手仕舞いしました。

S&P500の年初来上昇率(円換算):+3.0%

yudetファンドの年初来増加率(源泉税控除後):+9.4% (ありがとう任天堂

S&P500をベンチマークにしても今の所リードしています。

あの不人気銘柄を新規購入

年初からポートフォリオを組み替えています。

12月にアマゾン株を買い増したものの、年初のめちゃくちゃ強い値動きを見て思い直し、一部を売却しました。EchoやFire TVの大ヒット、トヨタ車へのAlexaの搭載、Targetの買収観測など話題には事欠かないものの、年内の株価の一段のアップサイドは難しいのではと判断。Seeking Alphaの記事を読んでも、アマゾン株のバリュエーション分析は、信頼性の高いキャッシュフローに基づく分析は影を潜め、PSR(売り上げに対する株価)や、非合理的な成長性を見込んだ記事ばかりになっています。キャッシュフローを無視した株価の成長は、いずれ揺り戻しが来るものです。

というわけで、アマゾン株の一部を売却し、名前を出すのも憚られるような不人気株、ゼネラル・エレクトリックインテルを新規購入しました。

ゼネラル・エレクトリック

昨年は40%を超える大幅下落で、昨年初にボーイングの3倍あった時価総額は逆転してしまいました。ただ、そろそろ買い時が近づいていると思います。来期の予想PERは16倍、半分減配後の配当利回りは2 .7%です。ハネウェルなどの同業他社に比べて値ごろ感があります。

引用:Motrey Fool

ゼネラル・エレクトリック株下落の要因は、エネルギー事業の読み間違いと原油価格の低迷によるオイル&ガス事業の不振にあり、航空やヘルスケアは好調です。買ったばかりのベイカー・ヒューズの売却を検討しており、オイル&ガス事業を整理するとの報道が流れていますが、原油価格は3年ぶり高値を付けており、高値での売却を見込める環境です。個人的には、売却は最良の方法ではないと思いますが。稼ぎ頭である航空事業は引き続き力強い成長が見込まれ、エネルギー事業の回復次第では、2018年は30%程度の株価上昇(25ドルくらい)がありうると思います。原油ビジネスはボラティリティが大きく、株価は底打ちするかどうかわかりませんが、アマゾンに30%上昇(時株価1600ドル!)を期待するよりは分の良い賭けだと思い購入。

 

インテル:チップの欠陥報道により直近高値から10%下落していますが、報道を吟味したところ、インテルの設計ミスというよりはパフォーマンスを最重視したコンピュータ業界の慣習が原因であり、またアップデートにより不具合の大部分が取り除かれ、現実的に大規模なハックが起こる可能性はごく低いと判断。他社へのスイッチングによって業績に大きな影響を与えるような不具合ではないと思い、新規購入しました。

実績PER15倍、配当利回り2.5%は成長著しい半導体業界において値ごろ感があり、チャートからするとまだ下落余地はあるような気はしますが、打診買いをしました。しかし不具合を発見したGoogleのセキュリティチームは凄いですね。

新年の初取引はそんな感じです。今年もよろしくお願いします。

17年12月末のポートフォリオ

東証の営業日はもう一日ありますが、明日は実家に帰る予定なので今日の更新です。

12月末の株式時価:1,142万円(前月比+187万円)

購入:三菱マテリアル日本取引所グループ、アルヒ、アマゾン、投資信託3種、VYM

売却:なし

12月はボーナスと給料により軍資金が入ったので買い過ぎました。

それぞれ購入理由を簡単にコメントします。

三菱マテリアル:不正発覚後に、影響額に対して株価下落が大きすぎるためいずれ反発するとみて購入。東レも同様に検討したが、バリュエーション的に購入しなかった。

日本取引所グループ:HFT(高頻度取引)による手数料増加や上場企業の模範としての株主還元を期待して購入。

アルヒ:IPOに当選しバリュエーション的にも悪くなかったため購入。カチタスも当たっていたがなぜか払い込まなかったことをひどく後悔。

アマゾン:今年2月に全株売ってHBIに乗り換えたが、売却前の株数まで買い戻し。これ以上買い増す予定はない。

投資信託3種:毎月コツコツと買い増し。長期投資で今年一番儲かっているのは実はこれ。

VYM:米国株の上昇により個別株への投資は下落リスクが大きいとみて、VYMを買い増し。間接的にマイクロソフトやGEに投資できて嬉しい。

以前は夏休みと年末に海外旅行してたのですが、株式投資を本格化してからコスト意識が高まったのか旅行の回数が減りました。年末はゲームをやったり本を読んだり、実家で猫と遊んだりしてゴロゴロする予定です。早速SteamでHOI4買っちゃいました。

今年の反省としては、元本と新規投入資金とリターンの区別をつけていなかったために、年初来のリターンがインデックスや他のブロガーと比較できないことですね。2月時点では保有している株の時価は500万円で、そこから倍以上に増えましたが、普通預金からの移行や持株会解約による影響がほとんどだと思います。来年は比較できるような形でリターンを報告したいと思いますので、よろしくお願いします。

 

たまごっち化するビットコイン

2010年にビットコインを1万円買っていたら今頃は億万長者だった。この意味でビットコインを買わなかった自分の判断は誤りだったかもしれない。

しかし、ビットコインは長期的には無価値であるという自分の見解は、今も変わることはなく正しいと思っている。長期的という言葉をどのように捉えるかは別にして。長期的に見れば我々は皆死んでいるのかもしれない(byケインズ

ビットコインを金の代替として考えれば割安だとの声を聞く。金の時価総額は900兆円で、ビットコイン時価総額は10数兆円なので、まだ100倍近く上昇の余地はあるとの論調だ。この見解は誤りであると思う。

古くは通貨そのものとして、また近年は貨幣価値の裏付けや金銭の退蔵手段として、金はその価値を紀元前から認め続けられてきた。単体で金そのものとして存在する性質や、美しさ、保存、加工の容易さなどにより、金は特権的な地位を任命されていた。

翻ってビットコインはどうか。誕生してわずか数年後に、より洗練された仮想通貨が無数に出てきた。ビットコインのシステムはもはや決済手段としては致命的なまでに遅すぎる欠陥を抱えている。金の例えで言えば、金が発見されてわずか数年後に、より優れた「金2」や「金キャッシュ」、「スーパー金」が登場したようなものである。

ビットコインは金よりも切手に近い性質である。あるいはブルームバーグで見かけた記事の例えを借りれば、「白いたまごっち」に近いのかもしれない。数年後には誰も見向きもしなくなるという意味だ。

金ではなく切手に近いというのは、一つにはシニョレッジ(通貨発行益)を享受できるという点においてである。

金は数十億年前の超新星爆発の際に生まれたものであるから、誰かが追加で発行できることはない。ビットコインはその設計上、発行総数が2100万枚と決まっており、ビットコイン単体の中ではシニョレッジは有限であるが、ビットコインキャッシュビットコインラチナムなど、無限に亜種を作成できる。亜種を公開することでシニョレッジを得て悪さをしている輩が多数いるのは、ICOPS2のゲームではない)を眺めていればすぐ分かるとおりである。

国家が価値を保証する貨幣(ドルとか円とか)がめちゃくちゃに通貨を発行してシニョレッジを満喫するモラルハザードに陥らないのは、国家が貨幣をめちゃくちゃに発行すると、第一次世界大戦後のドイツのような、あるいは最近のジンバブエのようなハイパーインフレが起こり、国民生活が破滅するからだ。今や政治は洗練されており、ほとんどの国の通貨はそのようなモラルハザードが起こらない信任のもとで取引されている。だから貨幣価値は安定する。

でも仮想通貨はそうではない。

理論的には、価値の退蔵手段は有限な価値しか持たないにも関わらず、無限に亜種の発行可能性があるので、その価値の退蔵手段は無価値である。したがって、ビットコインは長期的には(誰もが忘れ去った頃には)無価値である。

 

価値の退蔵手段としては無価値であっても、決済手段としては価値があるかもしれない。国家が発行する貨幣についても、われわれは国家のお墨付きを意識して使っているわけではない。自らが受け取る商品の対価として貨幣を渡した相手が、同じように貨幣に商品と交換できる価値があると信じて貨幣を使い、そのまた次の人が貨幣を使う、という無限のバトンリレーが続くと信じているから、貨幣に価値があるのである。(マルクスのいう命がけの跳躍)

現状のビットコイン決済手段としては致命的なまでに遅いが、ビットコインキャッシュ等の後発の仮想通貨はその点は改善している。では後発の仮想通貨は、決済手段として先進国国家が発行する通貨に比肩しているかというと、そうではない。現代の通貨は、流通量を景気低迷期には増やし、景気拡大期には抑えるといったコントロールができなくてはならない。だから金本位制は滅びた。管理者なき仮想通貨は(ハイパーインフレが起こり得るジンバブエドルよりは優れているのかもしれないが)発行額の上限が決まっておりそのようなコントロールはできない。

また国家が発行する通貨は国家が生き残る限り、そしてそれを使う国民がいる限り価値があるものとみなされるはずであり、そして一般に国家はゴーイング・コンサーンが成り立つものである。したがってマルクスが命がけの跳躍と呼んだ行為は、国家が発行する通貨においてはそれと意識されずに日々成立しているのであるが、理論上無限に存在しうる仮想通貨は、今後も決済手段として同じように使い続ける人がいるという確証がないために、文字通り命がけで使わざるを得ない。

ビットコインは徐々に採掘コストが上がっていく悪魔の仕組みである。自分には投機バブルを誘引するように運命付けられた代物としか受け取れない。

仮想通貨には株式と違って、収益性等により判断するバリュエーションが存在しないために、誰も今の値段がバブルであるかどうか明言することはできない。

なので自分が言えることは、単にビットコインは長期的には無価値であるということだけだ。最初のブロックチェーンを用いた仮想通貨であるために名が知られており、他の亜種よりも好事家の目を引き、その意味で切手と同様に多少の希少価値で取引されるかもしれないが、誰もその名を忘れ去られる未来には無価値だろう。

しかしそのような長期的視点に立てばいくつかの脆弱な国家は今後数十年のうちにデフォルトしているだろうし、先に見たように単一の通貨内で暴君がシニョレッジを振りかざさないという意味では、少なくともジンバブエドルよりは安心できるのであるから、日本円に次いで流通額が巨大な通貨という現状はバブルであると言えるにしても、現実的には案外、G20あたりの中進国の通貨、例えばトルコリラあたりの価値までの下落で踏みとどまるのかもしれない。

17年11月末のポートフォリオとフット・ロッカー

こんばんは、フット・ロッカー太郎です。

月1のポートフォリオ公開だけで、某バフェット太郎氏に売買タイミングを分析されてボコボコに叩かれました。僕はバフェットじゃなくて、更新しなさすぎて米国株ランキングで100位ぐらいのブロガーですよ。熱心に見ていただいてありがたいことですが。ファンなのかな?

フット・ロッカー株に関していえば、バリュエーションは非常に魅力的な水準ですが、ポートフォリオのリバランスのために一部を売却しました。ただの靴屋にかけるリスク量を超えていたので、修正したというわけです。

暴騰といっても2Q前の水準よりはだいぶ安いし、3Q決算は前年比で売上が下がっており、特に良いわけではなかったです。クオーターでの減収幅がlow-single digitかhigh-single digitかの違いで暴落か暴騰かの違いが出たわけですが、そんなものはここ日本にいてもどうなるか全然わかりません。そういう意味では、この会社のことを全然知らないという指摘はその通りです。普段から使っているグーグルやアマゾンと違って、実店舗型のビジネスは店に通い詰めないと実際のところがわからないわけですから。

ただ、実店舗については、先日この目で見てきました。9月に夏休みをとって欧州に旅行した際にフット・ロッカーの実店舗をちょっとだけ見たのですが、ブランド物の靴を高い値段で売っているおしゃれな店でした。同じく旅行で訪れたマクドナルドが、タッチパネルの注文システムや、席ごとにタブレットが置いてある日本より進んだ店舗で、非常に便利で感銘を受けたのに対して、フット・ロッカーは普通の靴屋で、数十年先のビジネスが継続するmoatが弱いように思いました。というわけで、ポートフォリオのリバランスを行ったということです。

さて、フット・ロッカーの話はこの辺にしておいて、月末には1日早いですが時間の都合で、今月のポートフォリオです。

11月末の時価は955万円で、前月比プラス82万円です。

購入:テンセント、新興国株式インデックス、グローバル中小型インデックス(ニッセイ外株インデックスは月末日に積立購入予定)

売却:なし

今月はアマゾンやアルファベットなど、テック銘柄が好調でした。ガジェットに目がないので、アマゾンのAIスピーカーechoを早速買ったのですが、完全に未来から来た製品ですね。喋るだけでアマゾンで商品を注文できたり「スキル」と呼ばれるアプリで他社のサービス(弁当の注文とか)を利用できるので、更にアマゾンの経済圏だけで生活できるようになりそうです。VR装置Occulusとのシナジーが不明で、いまだに売上のほぼ100%が広告のFacebookや、iTunesポイントでいまだにバーチャルな製品(音楽、電子書籍、映画など)しか買えないAppleと違って、アマゾンとグーグルは、実生活との接続に関して非常に先を行っているように思います。